お絵描き AI サービスの Midjourney が、そのクオリティの高さから、大ヒットしています。
Leapmotion を販売していた David holz 氏がリリースしたサービスです。
ライセンスの考え方
Midjourney 公式ページの Billing and Licensing に記載があります。
- 有料会員
- 100万ドルの利益を出している会社 ではない
を満たせば、自由に使用できます。
課金したので、このサイトのTOPの画像を Midjourney で作成したものに差し替えてみたいと思います。
作ってみた
/imagine cyberpunk fantastic butterfly flying high above the mount fuji --ar 25:9
表示された4つのうちの1つを、UpScaling した。
蝶というよりも、なにやら鳥っぽいが、指示通りの画像が出来上がった。
せっかくなので、スタイルを指示して描き直させてみよう。
/imagine cyberpunk fantastic butterfly flying high above the mount fuji by hokusai
ということで、葛飾北斎風だ。
葛飾北斎風の、サイバーパンク蝶々だ。
/imagine cyberpunk fantastic butterfly flying high above the mount fuji by hokusai --ar 25:9
アスペクト比を変えて作らせてみる。
更に高解像度版
楽しいです。
Midjourney の学習データから傾向を読み取る
清水さんのご指摘 によれば、学習データとして laion を使用しているのではないかということ。
そして、その画像を検索するサービスも公開されています。
https://rom1504.github.io/clip-retrieval/
実際に検索してみると、なるほどと、腑に落ちる感じもします。
カメラ指定やレンズ指定
それっぽい(格好いい)構図の写真に似せたい・寄せたい場合には、カメラやレンズを指定するという技があります。
これは、データセットに nikon, canon などが含まれている写真は、上手な人が撮影した写真で有ることが多いという事実から、素直に受け止められます。
実際に、カメラを指定した場合の違いを確認してみます。
と
この違いこそが、データセットの特徴なので、上手に活用したいですね。
コツ
清水さんの有料記事 に勝る情報をかける気がしないので、有料記事を購入することをおすすめしますが、
「より具体的に」は強く意識ましょう。
下の2つは、モルフォと指定したものと、青いモルフォチョウと指定した場合の違いです。
/imagine cyberpunk fantastic Morpho flying high above the mount fuji, nikon
/imagine cyberpunk fantastic blue morpho butterfly flying high above the mount fuji, nikon
なんだか、どちらもいまいちですが、明確に指定したほうが、はっきりと反映されます。