Jetson Xavier NX をセットアップします。
パーツ
開封してパーツを確認します。
AC アプター
メーカー?販売店?の名前シールが上から貼ってあります。
このために、販売店の菱洋エレクトロは、一度開封しているらしいです。
(販売ページにちゃんと書いてあります。)
Jetson hacks の動画のACアダプターは not for sale
と書いてあったけど、実物には無い。
電源ケーブル
電源ケーブルが2種類入っていました。
片方は、使わないな・・・。
公式のガイド
Getting Started With Jetson Xavier NX Developer Kit
https://developer.nvidia.com/embedded/learn/get-started-jetson-xavier-nx-devkit
公式のガイドに従います。
Microsdカード に image を焼き付ける
iamge データをダウンロードします。
2020-05 時点での OS img は nv-jetson-nx-sd-card-image-r32.4.2
でした。
zip でのファイルサイズが 6.0GB, 展開語で 13.1GB ありました。
今回、手元に合った 64GB の microsd card を使用するのですが、
すぐに不足する気がします。
SD cardformatter
でフォーマットして、Balena etcher
で焼き付けます。
スロットに差し込む
場所がわかりにくいです。
開発者キットではなく、本体に刺します。
Jetson xavier nx は、プラスチックのカバーが付いているため、一層探しにくく、刺しにくいです!
起動と初期設定
言語は、とりあえず English で進めます。
keyboard layout は Japanese.
Time zone は Tokyo.
User を設定して、パーティションサイズ?を設定します。
ログインして、デスクトップが起動すると、右上に MODE 10W 2CORE
と見えます。
ここから、動作モードを設定できる。
15W 6CORE
にしてみました。
IPアドレスを設定
右上のGUIから設定しました。
なお、SSHD
はデフォルトで起動していました。
ここまでの状態で、
$ df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/mmcblk0p1 61028604 12526492 45872840 22% /
none 3594576 0 3594576 0% /dev
tmpfs 3978412 4 3978408 1% /dev/shm
tmpfs 3978412 20344 3958068 1% /run
tmpfs 5120 4 5116 1% /run/lock
tmpfs 3978412 0 3978412 0% /sys/fs/cgroup
tmpfs 795680 144 795536 1% /run/user/1000
ディスク使用率 22% でした。
ファンの動作
何もsっていしていなくても、ファンが動くのを確認しました。
温度に応じて回転するのかは、調べていないので不明ですが、低負荷時には回っていない気がします。
音は静かです。
L4T-README
L4T-README
というパーティションがあり、マウントすると、中にいくつかの README が入っています。
$ ll /media/kiyo/L4T-README/
total 46
drwxr-xr-x 3 kiyo kiyo 16384 1月 1 1970 ./
drwxr-x---+ 3 root root 4096 5月 25 10:48 ../
-rw-r--r-- 1 kiyo kiyo 1104 4月 9 03:26 INDEX.txt
-rw-r--r-- 1 kiyo kiyo 4078 4月 9 03:26 l4t-serial.inf
-rw-r--r-- 1 kiyo kiyo 10291 4月 9 03:26 README-usb-dev-mode.txt
-rw-r--r-- 1 kiyo kiyo 3587 4月 9 03:26 README-vnc.txt
-rw-r--r-- 1 kiyo kiyo 1940 4月 9 03:26 README-wifi.txt
drwxr-xr-x 3 kiyo kiyo 2048 5月 25 10:45 version/
Headless mode で動かしたい
最近は Headless mode って言うんですね。
本体には、ディスプレイ、マウス、キーボードを刺さずに、VNCを使用してグラフィカルな作業もリモートから行います。
VNC setup
README-vnc.txt
に従いましょう。
コマンドの頭に SPACE を差し込むことで、.bash_history に残りません。
password 設定の行は、頭に SPACE を差し込みましょう。
$ gsettings set org.gnome.Vino vnc-password $(echo -n "mypassword"|base64)
sudo apt update
sudo apt install vino
sudo ln -s ../vino-server.service /usr/lib/systemd/user/graphical-session.target.wants
gsettings set org.gnome.Vino prompt-enabled false
gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false
gsettings set org.gnome.Vino authentication-methods "['vnc']"
gsettings set org.gnome.Vino vnc-password $(echo -n 'thepassword'|base64)
sudo reboot
ちなみに、 install しようとしたところ、
vino is already the newest version (3.22.0-3ubuntu1)
となりました。
VNC Vierwer などからログインできるようになりましたが、相変わらず、GUI の Desktop sharing 設定には入れません。
解像度を指定する
/etc/X11/xorg.conf
を設定します。
Section “Screen” Identifier “Default Screen” Monitor “Configured Monitor” Device “Tegra0” SubSection “Display” Depth 24 Virtual 1920 1200 EndSubSection EndSection
を書き加えました。
ファンモードを指定する
温度に応じた回転数の制御
# 現在の設定を確認する
$ sudo /usr/sbin/nvpmodel -q
NV Fan Mode:quiet
NV Power Mode: MODE_15W_6CORE
2
# 設定を変える
$ sudo /usr/sbin/nvpmodel -d cool
ドキュメントには、デフォルト値の設定方法も記載があります。
GPUの状態などを調べる jtop コマンド
jtop という便利なものが有りました。
$ sudo python3 -m pip install jetson-stats
$ sudo jtop