GPT Image 1.5 を試す。Nano Banana Pro との比較

December 18, 2025

OepnAI から、画像生成 AI, GPT Image 1.5 がリリースされました。

https://openai.com/index/new-chatgpt-images-is-here/?utm_source=chatgpt.com

さて、深く考えずに、早速試してみましょう。

ただ生成するだけだと面白くないので、
2025-12-18 最強(当社判定!)である、Google の Nano Banana Pro と比較してみます。

Nano Banana Pro と比較する

今回も、キャラクター固定能力と表現力の比較をしたいので、
「添付ファイル&指示」で生成させてみます。

添付ファイルとプロンプト

添付ファイル

プロンプト

添付ファイルの二人が、牛丼屋のカウンター席で、
「やすい!はやい!かしこい!」と、喜んでいるシーン。
「やすい!はやい!かしこい!」は、ロボからの吹き出しとして実現する。
シンプルなイラスト調にしてください。

生成結果

GPT Image 1.5

キャラクターはしっかり固定されています。

吹き出しの日本語もバッチリです。

雰囲気も悪くないです。

なぜ、コップが3つなのか、なぜ、参照画像に無い舌を足したのか、、、と、
思うところはありますが、好みの範囲かもしれません。

GPT Image 1 とは、雲泥の差です。
ものすごい進歩を遂げました。

しかも、API 利用の際の単価は下がったようです。

now 20% cheaper

Nano Banana Pro

同じ条件で、Nano Banana Pro にも生成させてみましょう。

キャラクター固定はバッチリ

吹き出しもバッチリ

手の長さ、形状もバッチリ

口の形、歯の再現性もバッチリ

お茶も2つ、イヌがイヌっぽい。

判定

好みもあると思いますが、単純な画像生成能力は、Nano Banana Pro の勝ちとさせていただきます!

ChatGPT ならでは?

皆さんお忘れかもしれませんが、ChatGPT のWEBインターフェースから、
Inpaint できます。

修正箇所を指定して再描画させるやつです。

コップの水を選択し、「お茶に変えて」と指示を出してみました。

選択範囲のコップが、お茶に、、、ってあれ?
選択範囲外も修正しちゃってますね。
これは困ります。

これは、いずれ修正されると思います。

判定

好みもあると思いますが、
再現性の高さ、違和感の少なさ、
そして、 Inpaint のがっかり感を総合して、、、
Nano Banana Pro の勝ちとさせていただきます!